

肋骨のまわりが痛いけど何だろう?
肋間神経痛って病気なの?

こんにちは、小学生の時から肋間神経痛と付き合っている時計草です。
今日は、肋間神経痛の症状と主な原因について紹介していきます。

よろしくお願いします。
原因がわからない胸の痛みは、重い病気なのではないかと不安に思ってしまいます。
この記事を読んで原因がわかれば、早めに対処でき、痛みとさよならできます。

ではさっそく見ていきましょう。
その胸の痛み、もしかしたら「肋間神経痛」かも!

胸が痛い原因は、もしかしたら肋間神経痛かもしれません。
でも、「そもそも肋間神経痛って何?」という方も多いでしょう。

まずは、肋間神経痛について説明していきます。
肋間神経痛は病名じゃない!

まず、「肋間神経痛」は病名ではありません。
肋骨にそって走っている神経を「肋間神経」といいます。
この肋間神経が何らかの原因で刺激され、胸に痛みが出ることがあります。
肋間神経が痛むことの総称が「肋間神経痛」なのです。
私に初めて肋間神経痛の症状が出たのは小学生の時でした。
当時は胸が痛いのは心臓に問題があるのではないかと、すごく不安になりました。
調べてみても問題がなく、なぜ痛むのか不思議でした。
たまたま肋間神経痛を知り、「これだ!」と思ったのを覚えています。
私も初めて聞いたときは病気だと思っていました。
肋間神経痛は病気ではありませんが、何らかの原因があって症状が出ます。
その原因がなんなのか、つきとめる必要があります。

肋間神経痛は病気じゃなかったんですね。
安心しました。

病気ではありませんが、痛みが出るのはいやですよね。
原因がわかれば正しい対処と防ぐこともできるので、より安心ですね。
痛み方や痛む場所は人それぞれ

肋間神経痛の症状は「痛い」ことです。
肋間神経痛の痛みの強さや場所は人によって異なります。
あばら・脇・みぞおち・背中など肋骨にそって起こります。
比較的鋭い痛みで、片側のみが痛むことが多いです。
痛みの種類は、電気が走ったような鋭い痛み、ジクジクした痛み、ヒリヒリする痛み、息ができないほどの痛みなど、さまざまです。
私の場合は、左わきの近くで起こり、とんでもなく痛いです。
すぐに治まる時もあれば、10分以上続くこともあります。
息を吸うと痛むので、浅い呼吸になり、息苦しい状態で治まるのを待つ時もありました。
痛みの強さや場所に個人差があるなら、病気なのか肋間神経痛なのかわからないと思う方もいるでしょう。
病気かそうでないかで痛んだ時の気持ちも変わりますよね。
たしかに、肋間神経痛は病名ではなく、症状の名称ではありますが、痛む原因が病気の可能性もあります。
痛みが頻繁に起きたり、何日も続くようなら、病院に行って検査する必要があります。美容の先生
・肋間神経痛は病名じゃない!
肋間神経が痛むことの総称が「肋間神経痛」なのです。
・痛み方や痛む場所は人それぞれ
肋間神経痛の痛みの強さや場所は人によって異なり、比較的鋭い痛みで、片側のみが痛むことが多いです。
肋間神経痛は2種類ある!

肋間神経痛には大きく分けて2つの種類があります。
ひとつは、不自然な姿勢をしたときや、運動不足や疲れによって、神経が骨や筋肉にはさまれ締め付けられて起こる「原発性肋間神経痛」。
もうひとつは、帯状疱疹(たいじょうほうしん)ウイルスの感染、脱臼や肋骨の骨折、胸椎椎間板(きょうついついかんばん)ヘルニアなどが原因で起こる「続発性肋間神経痛」。
胸椎の圧迫骨折や、がんなどの病気が原因の場合もあります。

どちらが原因でも、体が悲鳴をあげているというサインなので、甘く見てはいけません。
肋間神経痛だと思ったら、早めの受診を!

肋骨のまわりが痛み、肋間神経痛かもしれないと思ったら、医療機関で受診することをおすすめします。
ストレスや疲れなどが原因なら、ゆっくり休んで体をリラックスさせることが大事ですが、病気が原因の場合もあるので一度診てもらうようにしましょう。
病院で診てもらうにしても、何科で診てもらえばいいのかわからないし、いずれ治まるから行かなくてもいいと思う方もいるでしょう。

肋間神経痛の場合は症状に個人差があるため、原因に合わせた治療が必要になります。

受診するのは、整形外科で大丈夫ですか?

はい、まずは整形外科で肋間神経痛かどうか診てもらいましょう。
そのあと、原因に合った治療をしていきます。

わかりました。
消炎鎮痛剤の薬で済むこともあれば、MRIの画像診断、ステロイド注射、リハビリやストレッチなどの運動療法など、治療法はさまざまです。
私はストレスと運動不足が原因でした。
病気が原因ではなく、ストレスがピークに達したときに症状が出るため、特に通院や治療はしませんでした。
なるべくストレスを溜めないようにし、体を動かしてリフレッシュするようにしています。
社会人になってからは運動する時間も取りにくくなったので、短時間でできる筋トレやストレッチで汗をかくようにしています。
今でもときどき症状が出ますが、何日も続くわけではないので通院はしていません。

痛みが慢性化してしまうと、痛みに対する不安でさらにストレスになり、より症状を悪化させることもあります。
がまんしないで病院に行き、治療しましょう。
まとめ
その胸の痛み、もしかしたら「肋間神経痛」かも!
・肋間神経痛は病名じゃない!
・痛み方や痛む場所は人それぞれ
肋間神経痛は2種類ある!
肋間神経痛は、原発性肋間神経痛と続発性肋間神経痛に分けられます。
肋間神経痛だと思ったら、早めの受診を!
病気が原因の場合もあるので、一度病院で診てもらいましょう。

肋間神経痛は軽い痛みから息ができないくらいの痛みまで、個人差はありますが、痛いものは痛いのです。

神経痛だからといって軽く見ないほうがよさそうですね。

そうなんです。
重大な病気の可能性もありますし、あまり痛いと日常生活にも支障が出てきます。

我慢せずに、まずは病院に行くようにします。

はい。
痛むのは体からのSOSです。
痛いだけだからと放置せず、体をいたわってあげてください。