

外出自粛が続いた中で、運動不足やストレスが気になる。
でも、トレーニングに興味はあるけど何から始めれば良いのか分からないことだらけ。

どうも、平日の仕事は定時で切り上げ、ダッシュでトレーニングジムに向かっておりますmasaです。
今回は筋トレを行うのに効果的な時間帯について解説していきます。

よろしくお願いします。

普段の習慣にトレーニングを加えることで、健康かつストレスの改善にもつながります。
しかし、筋トレは適切な時間に行うことで高い効果を発揮しますが、誤ったタイミングで行うと逆にカラダを悪くしたりケガをすることにもつながります。

そんな!

安心してください。
筋トレをするのに効果的な時間帯と、避けたほうが良いタイミングについても解説していきます。
筋トレに最適な時間は夕方ごろ


筋トレってどのタイミングでするのが一番効果的なんだろう?

筋トレをするタイミングは、夕方から夜にかけて行うのが最適です。

そうなんですか?

はい。
夕方から夜はカラダが比較的温まっており、脳も神経もしっかりと働いているため動きやすい状態にあります。

考えたことありませんでした。

また、筋肉が作られやすい時間帯であるのも夕方です。
筋トレに効果のある成長ホルモンついて調べた実験では、朝よりも夕方に運動するほうが、成長ホルモンがより多くなるというデータが示されています。

そんなデータもあるんですね。
知りませんでした!
・筋トレは夕方から夜に行うのがベスト
睡眠と成長ホルモンの関係が重要


睡眠と成長ホルモンの関係が、筋トレの効果を高めるには重要です。

なぜですか?

寝ているときに数回訪れるノンレム睡眠時が成長ホルモンがよく分泌されるタイミングだからです。
特に最初のノンレム睡眠が訪れる約90分には、最も多く成長ホルモンが分泌されるといわれています。
厚生労働省の研究によると寝る3時間前、つまり夕方から夜にかけて運動することで良い睡眠を取ることができるというデータがあります。

良い睡眠によって筋肉の修復と合成がスムーズになるため、トレーニングの効果が実感しやすくなりますよ。

つまり、トレーニングの効果を高めるために、成長ホルモンが分泌されやすいタイミングを上手に利用することが大切なんですね。

はい、その通りです。
・筋トレの効果を高めるには、睡眠が重要なカギ
朝にトレーニングしたいときは持久力系の運動が良い


夕方から夜に時間が取れなくて、朝にトレーニングしたいときはどうしたらいいですか?

朝からトレーニングしたいという場合は、筋トレのような大きな運動は適していません。
なので、ジョギングのような持久力を必要とするトレーニングを行うのがベストです。

ジョギングですか?

はい。
最初はゆっくりと散歩するくらいの速度から始めて、徐々にペースを上げていくようにしましょう。

朝は空気が気持ちいいので、たのしくジョギングできそうですね。

そうなんです。
私も朝は近所の公園を10分程度散歩しています。
トレーニングの目的もありますが、散歩しながら日光を浴びることで一日中しっかりと目を覚ますことができますよ。
・朝のトレーニングにはジョギングがおすすめ
筋トレを避けるべきタイミング


筋トレに効果的な時間帯があるのはわかりましたが、逆に避けるべきタイミングもありますか?

はい、あります。
ケガをしたり、カラダの調子が悪くなってしまうので、下記のタイミングでトレーニングするのは止めておきましょう。
朝起きた直後
朝起きた直後に筋トレのような大きい運動は避けましょう。男性トレーナー

なぜでしょうか?

起きたばかりでは体温が下がっていることと、神経が活発になっていないため、動きが鈍くケガをしやすくなります。

たしかに、朝は動きにくいと感じます。

私も起きてすぐにダンベルトレーニングを行っていた時期がありましたが、カラダが固まっていたこともあってか、腕や肩の筋肉を痛めてしまいました。

それは大変です!

なので、仕事終わりの夕方に筋トレをするようシフトしたところ、カラダも動かしやすくなり、ケガすることも少なくなりました。

なるほど!
寝る直前

なかなか時間が取れなくて、寝る前に筋トレをする時間をつくることにしました。

えっ!
待ってください!

寝る直前に心拍数が上がってしまう激しい運動をすると、交感神経が活発になります。
そうなると、目が冴えて寝つきが悪くなってしまい、疲れが取れない状態となるのです。

そうなんですか?

はい。
これは私も「寝る直前に筋トレを行ったほうが良いかも」と勘違いしており、その結果、逆に疲れた状態で朝を迎えることが何度もありました。

筋トレには睡眠が大事なのに、逆効果になってしまいますね。

そうですね。
寝る直前は逆に目がさめてしまうため、やめておきましょう。
食後すぐ~2時間

食事をした後なら、筋トレの効果が上がりそうですよね。

いいえ。
食事をしてから2時間くらいは筋トレを控えたほうがいいですよ。

筋トレに向かないんですか?
食べ物を消化している途中でトレーニングを行うと、筋肉に血液を流すため胃腸への血の流れが悪くなります。男性トレーナー
また、胃腸への血液循環が不十分になることで消化不良を起こしてしまいます。

そういえば、食後すぐに走ったりするとお腹が痛くなったり、吐き気を感じたことがあります。

食後すぐの運動がよくなかったんですね。
食後にトレーニングを行う場合は、時間をあけてからにしましょう。
空腹のとき

食後の運動が良くないのなら、空腹で運動するのはどうでしょうか?

実は、空腹のときはトレーニングに必要なエネルギーが足りていないため、避けたほうがいいんです。

エネルギーですか?

はい。
筋トレ中は糖質がエネルギーとして使われます。
空腹状態は体内の糖質が足りていないため、そのままトレーニングしてしまうと、筋肉のタンパク質をエネルギーとして分解してしまいます。

つまり、せっかく筋トレをしたのに逆に筋肉を減らすことになってしまうということですね。

そうなります。
空腹でのトレーニングには注意が必要です。
・朝起きた直後
・寝る直前
・食後すぐ~2時間
・空腹のとき
まとめ
今回は「筋トレが最も効果的となる時間帯は一日の中でいつごろなのか」について解説しました。
「筋トレに最適な時間は夕方ごろ」
体温が高く、脳や神経が活発になっていることと、良い睡眠にもつながります。
「朝にトレーニングしたいときは持久力系の運動が良い」
体温が低く、カラダが固まっているため徐々に温めるように運動しましょう。
「筋トレを避けるべきタイミング」
朝起きた直後や食後、空腹時には筋トレを避けましょう。

筋トレをするのは良いことですが、やみくもに筋トレをしていては効果が実感しにくくなってしまいます。

がんばってトレーニングしたのに、あまり効果が得られないのはつらいですね。

そうですね。
筋トレを行うときは効果的な時間帯やタイミングを意識し、健康的なカラダづくりを目指しましょう。