
「ランニングはメンタルにどんな効果があるの?」
「ランニングがメンタルに良いって本当なの?」
この記事は、そんなあなたに向けて書いています。
こんにちは、タッドです。
週3~4回のランニングやウォーキングが日課であり、楽しみとなっています。
今回は「ランニングがメンタルにもたらすメリット」についてご紹介します。
最近では、ダイエット志向、マラソン志向、様々な目的でランニングを楽しむ人が増えています。
私もランニングする習慣ができたことで、生活に楽しみが増えたり、モチベーションのアップにつながったりした人間の一人です。
なぜ、私たちはランニングに夢中になるのでしょうか。
それではご紹介します。
ランニングで活性化!安心のホルモン「セロトニン」

私たちの精神面に欠かせない効果をもたらしているのがセロトニンです。
セロトニンは気分や感情をコントロールし、精神面を安定させる役割を持っています。
ランニングは、セロトニンの分泌を活性化すると言われています。
リズミカルな運動は、セロトニンの分泌を高めてくれます。
また、目覚めてすぐに朝の日光を浴びることも良いと言われています。
早朝のランニングは効果的と言えそうですね。
「朝早くのランニングは、きつくて続きそうにない。」
もちろん、無理する必要はありません。
ウォーキングやジョギングなどでもセロトニンの分泌は高まると言われています。
自分のライフスタイルやペースに合った実施で良いと思います。
私は、その時々の気分や体調などによって、ランニングする時間はまちまちです。
目覚めが良いときに朝早くから行ったり、作業に行き詰まると気分転換として行ったりしています。
1週間ほぼ毎日実施することもあれば、週1,2回のときもあります。
ランニングの間隔が空いたときや、ゆったりしたいときは、ジョギングやウォーキングしています。
いつものコースをゆっくり歩いたり半分にしたり。
自分の気分や体調、ライフスタイルと相談して、無理なくじっくり進めると良いと思います。
「ドーパミン」でやる気スイッチオン!目標は身近なことから

やる気、意欲、運動や学習に深く関わると言われるのがドーパミンです。
ドーパミンは達成感を感じることで、分泌が高まると言われています。
ランニングは、やる気や意欲を高めるきっかけとなります。
ダイエット、マラソン、日課など、ランニングの動機は人それぞれですが、それぞれに目標があると思います。
目標を達成することで、ドーパミンが活性化すると言われています。
小さな目標達成を積み重ね、やる気や意欲を高めていきましょう。
例えば「まずは3キロ歩こう」から始まり「5キロ歩こう」「5キロのうち1周は走ろう」などと徐々にハードルを上げていくなどです。
最初のハードルが高いと挫折しやすいです。
大きな目標は立てたとしても、ゴールに近づくための小さな目標を立てたほうが良いでしょう。
「上手くできなかったらストレスになるのではないか。」
そんな心配もありますよね。
なので、一つの目的にこだわりすぎないことが大切だと思います。
私は、ダイエットや運動不足解消目的でランニングを始めました。
「何か運動するなら気軽にできる有酸素運動がいいかな」
学生時代よく走っていたこともありランニングを始めることにしました。
でも、はじめてみると体重計とにらめっこ。
「1キロ減った」
「あれだけやったのに増えている」
など、体重の増減に一喜一憂しがちになりました。
思うように効果が出ないと
「運動量が足りないのかな。もっと走る量を増やそう」
とランニングを増やす方向に傾いていきました。
結果としてオーバーワークで足裏を痛めてしまい、しばらく歩くのも痛い状態が続きました。
運動やダイエットどころか日常生活にも支障が出て悪循環でした。
大きな目的に集中してやり過ぎにならないように注意が必要です。
ところで、ドーパミンには集中力を高める作用もあります。
脳が最も活性化するのは朝ですが、ドーパミンは身体を動かすことで活性化すると言われています。
私は、作業に行き詰まったときなど、気分転換に近くの公園でウォーキングやランニングに出かけることがあります。
歩いたり走ったりしながら考え事することもよくあります。
けっこう集中できて、考えやイメージがまとまりやすい印象でした。
ウォーキングやランニングの時間もあっという間に過ぎていきます。
きつさは心地よさの裏返し⁉「エンドルフィン」の鎮痛作用

ランニングに心地よさや高揚感をもたらすのがエンドルフィンです。
エンドルフィンには鎮痛作用、神経を落ち着かせる作用があります。
身体が痛みを感じると分泌され、苦痛を和らげてくれます。
よく言う「ランナーズハイ」は、エンドルフィンと関わりがあります。
長時間走って疲労すると痛覚が刺激され、苦痛を感じるようになります。
苦痛を感じた身体をエンドルフィンが和らげている状態が「ランナーズハイ」と言われています。
「ランナーズハイになるほどきついことをするつもりはない。」
マラソン志向でもなければ、ランナーズハイになるようなきつい運動ってなかなかできないですよね。
でも、軽い運動をしたり癒しを感じたりしたときに、エンドルフィンの分泌は高まると言われています。
ランニングする楽しみを見つけることも大切かもしれません。
私のお決まりのランニングコースは、近くにある大きな公園です。
春はコース沿いの桜が満開になるなど、季節の花をみる楽しみがあります。
昼夜を問わず、老若男女幅広い世代の人々でにぎわうのも魅力です。
知り合いではなくても、同じ場所をランニングやウォーキングする人がいるだけで気持ちが違います。
同じ趣味、目的を持つ人がいる心強さや安心感は、ランニングを続けるモチベーションの一つとなっています。
まとめ
今回は「ランニングはメンタルに効果的!良い効果をもたらす3つのホルモン」について紹介しました。
ランニングで活性化!安心のホルモン「セロトニン」
- ランニングでは、気分や感情をコントロールするセロトニンの分泌が活性化することで、精神面を安定させている。
- リズミカルな運動を実施したり、朝の日光を浴びたりすることで、セロトニンの分泌が高まると言われている。
- ランニングより負担の少ないウォーキングやジョギングなどでもセロトニンの分泌は高まると言われている。自分の気分や体調、ライフスタイルと相談してじっくり進めると良い。
「ドーパミン」でやる気スイッチオン!目標は身近なことから
- ドーパミンは、やる気、意欲、運動や学習に深く関わり、目標を達成することでドーパミンの分泌が高まると言われている。
- ダイエット、マラソン、日課など、ランニングの動機は人それぞれである。それぞれの目標を達成することでドーパミンの活性化を期待できる。
- 最初のハードルが高いと挫折しやすい。大きな目標は立てたとしても、最終的なゴールに近づくための小さな目標を立てたほうが良い。
きつさは心地よさの裏返し⁉「エンドルフィン」の鎮痛作用
- エンドルフィンには鎮痛作用、神経を落ち着かせる作用がある。ランニングすることで分泌され苦痛を和らげるため、心地よさや高揚感をもたらしやすい。
適度にランニングを行うことで、メンタルに良い効果をもたらすことが分かりました。
ランニングする動機や関わり方は人それぞれですが、気分や体調、ライフスタイルなどと相談しながら、自分に合ったランニングスタイルを楽しみましょう。