

マウスピース矯正ってなにがいいのだろう?
メリットとデメリットも知りたい…。

この記事は、そんな疑問を持つあなたに向けて書いています。
こんにちは。
子どもの頃に歯の矯正をして、きれいな歯並びを手に入れた時計草です。
この記事では、マウスピース矯正のメリットとデメリットを紹介しています。

ぜひ知りたいです!

歯の矯正は目立つからしたくない、と逃げてきたそこのあなた。
目立たなく不自由の少ない方法があるのに、知らなかったらもったいないですよ。

そんな方法があるんですか?

この記事を読めば、まわりの人に気づかれることなくきれいな歯並びを手に入れることができます。
では、見ていきましょう。
マウスピース矯正のメリットは4つ!


そもそも、マウスピース矯正ってどんなものですか?

マウスピース矯正は、ワイヤーや器具(ブラケット)を使わず、マウスピース型の装置を使う新しい矯正方法のことで、「インビザライン」ともよばれます。
引用元:https://doctorsfile.jp/h/21475/mt/2/

治療期間は平均で1~2年ほどと、ワイヤー矯正と同じくらいです。
費用は、ワイヤー矯正が60~100万円ほどに対し、マウスピース矯正は80~100万円となっています。

費用は少し高めなんですね。

それでは、マウスピース矯正のメリットをワイヤー矯正をした私の体験談をまじえながら紹介していきます。
装置が目立たない!


マウスピース矯正の一番のメリットは目立たないことです。
マウスピースは強化プラスチックでできているため、歯に装着していても、ぱっと見ただけではわかりません。

それはうれしいです!

歯の矯正で多くの人が気になることが、装置が目立ち、矯正しているとわかってしまうことです。
私が矯正をしたのは小学生の時からで、歯の表側につけるワイヤー矯正でした。
子どもの頃ですら目立つ装置がイヤだったのに、大人になったらさらに抵抗がありますよね。
特に社会人になれば多くの人と出会いますし、矯正器具が目立つのははずかしいと感じることもあります。
器具(ブラケット)のついている期間も長いので、「早く終われー」といつも思っていました。

その点、マウスピース矯正なら目立たないので、よく見ない限りわかりません。
だれにも気づかれないうちに、歯並びを治すのも夢じゃないですよ。
食事制限なし!


マウスピースは取り外しができるので、食事をするときの制限はありません。
また、着色汚れの心配もないので、カレーなどの色の濃いものも遠慮なく口にできます。

これもワイヤー矯正とはちがいますね。

ワイヤー矯正ではかたいものやキャラメル、ガムは食べるのが禁止されていました。
ブラケット自体を歯に直接つけているので、衝撃を受けたりベタベタしたものを食べると取れてしまう可能性があるからです。
私はがまんできずに、ガムを食べたことがありました。
ブラケットは取れませんでしたが、ワイヤーにガムがからんでしまい、取るのが大変でした。
他にも、かたいおせんべいをバリバリ食べていたら、ブラケットが取れていたこともあります。
他の歯のブラケットとつながっているので落ちませんでしたが、宙ぶらりんになっていましたね。

治してもらうのも手間がかかりますね。

装置が取れるまで2~3年かかったので、その間、食べたいものをがまんするのはつらかったです。
しかし、マウスピースなら問題ありません。
かたいものも、ベタベタするものも、制限なく好きなだけ食べられますよ。
歯磨きがしやすい!


マウスピース矯正では、他の矯正方法に比べ、ダントツで歯磨きがしやすいです。

そうなんですか?

はい。
なぜなら取り外しができるから。
いつも通りの歯磨きでいいのです。
他の矯正方法ではそうはいきません。
ブラケットがついているため磨きにくく、歯とワイヤーの間に汚れがたまりやすくなります。
歯ブラシも何種類か使うので、時間もかかります。
食べ物がブラケットやワイヤーにはさまるのはしょっちゅうで、食事中は常に、はさまっていないか気にしなくてはなりませんでした。
正直めんどう、かなりストレスです。

マウスピースなら、そんなことになやみません。
マウスピースを清潔に保つことを忘れなければ、今までと同じように歯磨きをすればいいのですから。
痛みが少ない!


歯列矯正ではよくある痛みが、マウスピース矯正では少ないです。

それはうれしいですね。
ワイヤー矯正では、ワイヤーの力で歯を動かすので痛みが出やすくなっています。
特に、動かしたい歯とそのとなりの歯にはかなりの負担がかかるため、最初の数日は触るだけで痛いです。
また、ブラケット自体で口内が傷ついて口内炎になることもしばしば。
口内炎の薬が欠かせませんでした。
一方、マウスピース矯正は、歯全体に力がかかるので負荷が少なく、動かす力も弱いので痛みが出にくくなっています。

痛みは個人差があるので全く感じない人もいれば、痛いと感じることもあります。
しかし、他の方法に比べて痛みが少ないのが、マウスピース矯正の特徴です。
・装置が目立たず、気づかれにくい
・食事制限がない
・いつも通りの歯磨きでいい
・歯を動かす痛みが出にくい
3つのデメリットもわすれないで!

長時間の装着が必要!


マウスピースは1日の装着時間が長いと聞きましたが…。

そうですね。
種類にもよりますが、20時間以上の装着が必要になります。
基本的には、食事と歯磨き以外の時間はつけているということになります。
マウスピースをつけている間に歯を動かすので、できるだけ長い時間つけていないと、歯が動かない、もしくは動かした歯がもとに戻ってしまうということが起こります。

でも、1日のうち20時間以上つけるなんて難しくてできないかも…。
間食をしたり、うっかりつけ忘れてしまうということもありますし…。

そう思う方もいるでしょう。
しかし、大変なのは慣れるまでで、1週間もすれば習慣として苦もなくできるようになるようです。
指示された装着時間が守れないと、きちんと歯が動かず、治療期間がのびたり、マウスピースを作り直すことにもなるので気をつけましょう。

マウスピース矯正はワイヤー矯正よりも、自己管理が重要になります。
自分で管理できないと思う人は、マウスピース矯正以外の方法が向いているかもしれませんね。
装着中は飲食できない!


マウスピースをつけている間は自由に飲食ができません。
歯とマウスピースの間に食べ物のカスがたまり、虫歯になりやすくなりますので、ちょっとした間食でも取り外す必要があります。

飲み物を飲むときは問題ないですか?

飲み物も糖分の入っている飲み物は飲めません。
水なら問題ありませんよ。

それなら、かむ必要のないアメや、糖分の入っていない飲み物なら問題ないのでしょうか?

いいえ、アメは糖分のかたまりなので、虫歯のリスクがあります。
糖分の入っていないお茶やコーヒーも飲むことはできますが、マウスピースに着色汚れがついてしまい、見た目が悪くなるので、おすすめしません。

生活習慣を変えないといけないところもでてきますが、きれいな歯を手に入れるためだと思ってがんばります。

装着中の飲食制限ががまんできない人は、他の矯正方法にするほうがいいでしょう。
症例によっては治療できない!


さまざまな症例に対応できるワイヤー矯正とちがい、マウスピース矯正では、症例によって治療できないこともあります。

そうなんですか?

マウスピース矯正にもいくつか種類がありますが、対応できる症例が違ってきます。
歯を抜く必要のある場合や、骨格自体に問題がある場合は、マウスピースでの矯正はむずかしくなります。

歯のズレ方がひどいと治せないということでしょうか?

歯のズレ方は人によってちがいます。
マウスピースではむずかしいということであって、他の矯正方法で治すことは可能です。

それなら安心です。

歯にブラケットをつけるのがどうしてもいやだという人は、お金はかかりますが、インプラントにするという手もあります。
マウスピースで治るかどうか、自己判断せずに、一度専門医に相談して診てもらってくださいね。
・1日の装着時間が長い
・マウスピース装着中は飲食できない
・症例によっては治療できない場合がある
矯正前には戻りたくない!生活が変わったベスト3


ここでは、私が矯正をして変わってよかったことを、3つ紹介します。
第3位!滑舌がよくなった


矯正をしてよかったことは、滑舌がよくなったことです。
歯並びが悪いと発音に影響が出てきます。
ものすごく滑舌が悪かったわけではありませんが、会話の途中でかむことが減りました。

それはうれしいですね!

また、歯並びの悪さで口元がモゴモゴして、話すたびに違和感がありましたが、それもなくなりスッキリです。
おかげで「老若男女」なんてかみそうな言葉も、かまずに言えるようになりました。
第2位!前向きになった


歯並びが良くなったことでコンプレックスがなくなり、気持ちが明るく、前向きになりました。

気持ちにも変化が?

気にしないようにしていても、コンプレックスは気になるものです。
なるべく歯を見せないようにしていたので、表情もとぼしく、自分に自信が持てませんでした。

そうだったんですね…。

しかし、矯正をしたおかげで歯を見せることに抵抗がなくなり、表情も明るくなりました。
きれいな歯並びということに自信も持てて、前向きになったことは、大きな変化だと思います。
第1位!好きなものが食べられる


歯並びが悪い時に困っていたことが、歯に食べ物がはさまることです。
場所によっては、はさまっているのが丸見えになってしまい、はずかしい気持ちになっていました。
そもそも歯にはさまっていること自体が気持ちが悪いんですけどね。

はさまらないように気を使って食事をしたり、はさまったものを取りに、コッソリ席を立つのも疲れますね。

歯並びがよくなってからは、食べ物がはさまることはなくなりました。
食事の時間が大好きなので、今では何でも遠慮なく食べることができています。
たのしくて仕方がありません。
・滑舌がよくなった
・気持ちが前向きになった
・好きなものが食べられる
まとめ
マウスピース矯正のメリットは4つ!
・装置が目立たない!
・食事制限なし!
・歯磨きがしやすい!
・痛みが少ない!
3つのデメリットもわすれないで!
・長時間の装着が必要!
・装着中は飲食できない!
・症例によっては治療できない!
矯正前には戻りたくない!生活が変わったベスト3
・第3位!滑舌がよくなった
・第2位!前向きになった
・第1位!好きなものが食べられる

マウスピース矯正は目立つことなく、歯の矯正が可能です。

今まで歯にブラケットをつけることに抵抗があり、なかなか矯正に踏み切れなかった人もやりやすくなっています。

歯並びに自信がないあなた。
この機会に、マウスピース矯正できれいな歯並びをゲットしましょう。