
こんにちは。
マインドフルネス瞑想歴、途中ブランクありつつも1年弱のクロノです。
ところで、マインドフルネスと美容に関係があるということをご存知でしょうか。
「マインドフルネスと美容?どういうこと?」
と思われる方もおられるかもしれません。
日常の中にマインドフルネスの考え方を取り入れてみることや、マインドフルネス瞑想の効果が、美容につながるというものです。
特別に何かを用意するとか、すごく時間をかけるとか、そういったことはありません。
少し意識してみるだけで美容にも良いとなると、試してみない手はないですよね。
今回、マインドフルネスを美容に取り入れる方法を紹介します。
意外な組み合わせ?マインドフルネスと美容にはどんな関係が?
一見どんなつながりがあるかよく分からない「マインドフルネス」と「美容」。
調べていくと、二通りの見方があることが分かりました。
ひとつめは、資生堂の「専科」ブランドページにて提唱された、「マインドフルネス美容」。
洗顔やスキンケアの際に、そのことに集中してケアすることで、気持ちが落ち着いたり自分と向き合うことが出来るというものです。
多くの女性がルーティンで行っている洗顔とスキンケアの時間を、マインドフルネスの「今、ここ」に集中する時間としてあてることで、特別な時間やお金をかけずにマインドフルネスの効果を得られるというものです。
いつもしていることの流れで出来るという点が嬉しいですよね。
ふたつめは、マインドフルネスの効果が美容にも良い影響があるというものです。
マインドフルネスを実践した効果として、ストレス耐性の向上や不安の減少などが挙げられます。
ストレスが減少したり、ネガティブな悩みが減ったりすることは、肌や美容にとっても良い影響ですよね。
そういった効果に注目して、マインドフルネスを行動を取り入れてみよう、といったものになります。
マインドフルネス イコール 瞑想、と考えておられる方も多いとは思います。
確かに、実際に瞑想をしている私からしても、時間を取って瞑想することがマインドフルネスの考え方を身に付けるのには一番やりやすいと感じます。
ですが、マインドフルネスで大切な考え方は「今、ここ」に集中することです。
例えば出勤で歩くときに、考えるのをやめて歩くことや周辺のことに集中する。
家事をするときに、悩み事やイライラは一旦忘れて、洗っている食器の汚れや水の温度に意識を向ける。
こういった、雑念を手放して「今、ここ」に集中することが大切なんです。
なので、瞑想をしなければマインドフルネスが出来ないかというと、決してそんなことはありません。
少し考え方を変えて意識することで、マインドフルネスの考え方を知ることが出来ます。
そして、その積み重ねで、自分を客観的に見ることが出来たり、悩み事が浮かんでもネガティブに捉われない様になります。
ですが、やっぱり忙しくて毎回丁寧に洗顔をしたり、意識的に考えるのをやめるのを出来ないくらいに考えることがたくさんある、なんて方もいらっしゃるかもしれません。
洗顔については、例えば朝は忙しいから夜だけ、あるいは平日は忙しいから土日だけ、なんていうやり方でも良いと、個人的には思います。
全く意識せずにただやるだけよりも、たまにでも丁寧にやる習慣をつける方が、美容にも効果がありそうですよね。
普段の生活の中で意識的に考えることをやめられない方は、例えば布団に入って眠りにつくまでの間に、瞑想をしてみることをオススメします。
普段の生活を大きく変えたり、特別にお金をかけなくても、美容にも効果があると考えられるマインドフルネス。
挑戦しても損する訳ではありませんし、試してみる価値はありますよね。
やってみよう!マインドフルネスを美容に応用させるやり方は?
では実際に、マインドフルネスを美容に応用するにはどうすればいいのでしょうか。
マインドフルネス瞑想経験のある私が調べた結果から、次の3つを提案します。
- 洗顔とスキンケアをするときは、そのことに集中する
- 気が向けられそうなタイミングで、「今、ここ」を意識してみる
- 時間が作れそうなら、瞑想に挑戦する。
では、ひとつずつ説明していきます。
洗顔とスキンケアをするときは、そのことに集中する。
「マインドフルネス美容」の実践です。
洗顔やスキンケアなど、やっていることに集中することは、まさにマインドフルネスの考え方そのものと言えます。
洗顔時やスキンケアをするときに、色々な考え事は手放して、洗顔時には泡が顔や手に触れる感じや、流すときの水の温度に、スキンケアをするときは自分の手の温度や、化粧水などが肌に入っていく感じに集中します。
考え事や悩み事が浮かんでも、とりあえず考えるのをやめます。
そうして、洗顔やスキンケアに集中する、それがマインドフルネス美容のやり方です。
提唱されているブランドである専科の洗顔料、パーフェクトホイップの濃密泡は、特に泡立ちやすく簡単に濃密な泡を作れるので、泡の感じに集中しやすいですね。
確かに、洗顔に意識を向けると、「洗顔料はしっかり泡立てないと」という知識があることからも、きちんと泡立っていない状態ではちょっと「うーん…」と思う様になってしまいました。
洗顔時における洗顔料の泡立ちは、肌のためだけではなく気持ちにも大切な様です。
とはいえ、ご自身が愛用している洗顔料でも、しっかり泡立てることで、マインドフルネス美容の実践は十分可能です。
泡立てるときからマインドフルネス美容は始まっており、だんだんと泡立つ様子を眺める過程も、大切なひとつです。
泡立てネットなどを使うのも良いですね。
また、化粧水に関してはどういった化粧水でも意識しやすいと思います。
このテーマを調べだしてから、毎日の洗顔とスキンケア時にそのことに集中して実践していますが、化粧水やクリームなどは目をつむりながらパッティングすることで、容易に意識がそちらに向きました。
肌に良い成分が、じっくり浸透していく様子をイメージすると良い感じです。
気が向けられそうなタイミングで、「今、ここ」を意識してみる
外を歩いているときに雑念を捨てて、歩くことと周辺の様子に意識を向ける、食器を洗う時に、水の温度や汚れの落ち方に集中する、などです。
瞑想は普段の生活では時間を取らないと出来ませんが、「今、ここ」に集中することで一時的にでも雑念を手放すことは、意識してみるだけで出来ますよね。
考え事や悩み事に捉われてしまうと、そこから考えすぎて悪い方に行ってしまうこともよくあります。
私は考え方が基本的にネガティブなので、ちょっとしたトラブルに自分が少しでも関わっていると、「自分のせいなのでは?」なんて思ってしまいます。
そうなる前に、その考え事と少し距離を置き、「自分はこんなことを考えていた」と認識することで自分を冷静に観察することが出来ます。
自分を冷静に観察出来る様になると、そういったネガティブ思考から少し離れられ、ネガティブ思考によるストレスを減らすことが出来ます。
そうしてストレスが減ることで、美容にも良い影響が出ると考えられます。
時間が作れそうなら、瞑想に挑戦する。
とはいえ、もしも可能なら瞑想に挑戦することをオススメします。
日常の中で雑念を手放すためにも、瞑想でその練習をすることで、より普段から「今、この瞬間」を意識しやすくなります。
また、何かをしながらよりも、静かに座っている中で実践してみる方が集中出来るかと思います。
静かなところで座り(椅子でも、床に胡坐でも、何でも構いません)、目をつむり、呼吸に意識を向けます。
そうしていると雑念が湧いてきますので、それに気付いた時点でその雑念を手放し、また呼吸に集中します。
はじめのうちは5分~10分、目標は15分、1時間が理想、など色々な説があります。
私は普段10~15分程瞑想していますが、時間がないときは5分程度のこともあります。
あまりに短い時間だと、「雑念が湧く→そのことに気付く→雑念を手放す」を実践出来ないので、感覚ですが3分~5分程度から始めるのが良いのかなと思います。
ですが、瞑想に時間を割くのが難しいという方もおられるかと思います。
そんな方は、布団の中で眠りにつくまでの間に瞑想をしてみるのもアリです。
説明した、呼吸に意識を向ける瞑想ではないですが、横になりながら実践する「ボディスキャン」という瞑想は、眠りにつくまでの間にオススメです。
私は、ボディスキャンをすると眠くなります。
ワークショップでボディスキャンをすると、どこからか寝息が聞こえてくることもあります。
途中で寝てしまっても、瞑想としても大丈夫ですし、安眠につながるなら良いことずくめですよね。
いずれも、考え事や悩み事を手放し、「今、ここ」に集中するという点では同じです。
ですが、「考え事を忘れ、今ここに集中する」を意識しようとしても、結構難しいと思われるのではないでしょうか。
目の前の仕事や趣味なんかに集中出来ているとそうでもないですが、ちょっとしたときに考え事をやめるのはそんなに簡単ではありません。
マインドフルネスは「心のトレーニング」とも言われています。
私が瞑想の時間を伸ばせたのも、毎日少しずつやっていくことで集中出来る時間が増えたからです。
意識してやってみることで、初めは難しくてもだんだんと出来る時間が増えてくるはずです。
もちろん瞑想しなくても、洗顔とスキンケアの時間だけでも良いと思います。
普段の生活の中で、気付いたときに意識してみるのも良いでしょう。
マインドフルネス イコール 瞑想ではなく、日常の中に取り入れることが出来るものです。
堅苦しく考えず、少し意識を変えて、マインドフルネスの考え方を意識してみましょう。
それが、美容にも良い影響につながるかもしれません。
「綺麗になった」という口コミはない?マインドフルネスと美容に関する評価
ところで、「今、ここ」を意識するマインドフルネスの考え方が、実際どんな風に美容に影響しているのでしょうか?
実践しようと考えたときに、重要なポイントですよね。
実は、「マインドフルネスのおかげで肌が綺麗になった」という口コミは、見つけられませんでした。
私自身も、じっくり洗顔とスキンケアに取り組む様になりましたが、今すぐに「肌がピカピカに!すごい!」なんていう成果は出ていません。
「洗顔やスキンケアを丁寧にするようになった」という行動の変化と、「肌に向き合えていていい感じ」という感情的な変化のみです。
また、マインドフルネス美容を実践された方のブログを見つけました。
コメントを抜粋すると、
「ケアをしているときに、腹式呼吸も意識してもいいかも」
「毎日継続していると、肌と心がもっと元気になる気がする」
とのことです。
肌への影響のコメントは見つけられませんでしたが、集中して洗顔やスキンケアをすることで、自分にじっくり向き合えることが精神的に良い影響を与えている様ですね。
じゃあ、肌や美容の影響は本当に期待出来るの?なんて疑問を抱かれる方もおられるかもしれません。
私の体験談ですが、例えば、洗顔やスキンケアをきちんと意識してすることで
- 洗顔料をきちんと泡立ててから顔を洗う様になった
- 化粧水がきちんと浸透していないのに乳液を使うなんてことがなくなった(面倒で手を抜きがちだったときに、よくやってしまってました)
- スキンケアのときに、自分の肌を労わるようになった
などの変化がありました。
いずれも、スキンケアをする上では当たり前のことですが、時間がなかったり適当にこなすだけになってしまっていると、それらも疎かになってしまいます。
じっくりと肌と向き合ってみることで、ひとつひとつが丁寧になり、結果として洗顔料や化粧水などを最大限活かせる使い方が出来る様になるなど、行動面での変化も起きます。
また、マインドフルネスの考え方でネガティブ感情から少し距離を置けたり、その結果、少しストレスが減ったりすることもあります。
私は、マインドフルネス瞑想をしているおかげか、ストレスに対する向き合い方が変わった気がします。
もちろん、イライラすることはまだまだあります。
そんな時、その感情に流されるまま行動するのではなく、「一旦落ち着こう」とその原因やイライラから距離を置ける様になりました。
ストレスは肌の大敵です。
自分と向き合うことでそれらを減らせるのなら、嬉しいですよね。
マインドフルネスの考え方を日常に取り入れるのに、例えばお金がかかるとか、すごく時間をかけないといけないとか、そういった訳ではありません。
少し考え方を意識するだけで、美容にも良いことにつながります。
毎日の生活の中に、マインドフルネスの考え方を取り入れてみませんか。
まとめ
今回は「マインドフルネスと美容に関する情報や口コミ、体験談」を紹介しました。
意外な組み合わせ?マインドフルネスと美容にはどんな関係が?
マインドフルネスと美容には、
・資生堂が提唱する「マインドフルネス美容」という考え方
・マインドフルネスの効果が美容にも良い影響を与えるという考え方
があります。
どちらも、日常の中で意識出来ることです。
やってみよう!マインドフルネスを美容に応用させるやり方は?
- 洗顔とスキンケアをするときは、そのことに集中する。
- 気が向けられそうなタイミングで、「今、ここ」を意識してみる。
- 時間が作れそうなら、瞑想に挑戦する。
の3点を提案しました。
いずれも、そのときしていることに集中し、考え事を手放すことにつながります。
はじめのうちは難しいかもしれませんが、やっていくうちに少しずつ出来る様になります。
「綺麗になった」という口コミはない?マインドフルネスと美容に関する評価
「マインドフルネスのおかげで肌が綺麗になった」という口コミは見つけられませんでした。
ですが、口コミや私自身の体験から、気持ちに変化があり、その結果行動につながると考えられます。
「マインドフルネスだけで綺麗になれるの?」と期待されて読んで頂いた方には申し訳ないですが、そういった直接的な効果の口コミはありませんでした。
ですが、意識が変わることで行動が変わり、それが美容につながることは考えられます。
やり方も決して難しいものではなく、普段の意識を少し変えてみるだけです。
美容にマインドフルネスの考えを取り入れることに興味を持って頂けたら、是非実践してみてほしいなと思います。