

リフレクソロジーを受けたら身体が痛い…
「もみ返し」ってやつかな?

こんにちは。
リフレクソロジストとして店長を経験し、大学では、スポーツに関して学んだ「きゅん」です。
リフレクソロジーや、マッサージなどを受けた後に起こるカラダの変化で、「ダルイ」「痛い」ということは、ありませんか。
その痛みは「もみ返し」かもしれないし、「好転反応」の場合もあります。

同じような痛みでも種類が違うんですね!

「もみ返し」か「好転反応」かによって対処方法が変わります。
間違った対処の仕方をしていたら、「一刻も早く何とかしたい痛み」が長引いてしまっては大変です。
「もみ返し」や「好転反応」そして「筋肉痛」似ているようで、実は全然違いますよ。
でも違いを理解すると、正しい対処ができるようになります。
自分のカラダが、今どんな反応が理解しましょう。
リフレクソロジーのもみ返しを甘くみてはいけない!!


整体や、クイックマッサージに比べると、英国式リフレクソロジーは、もみ返しの症状がめったに出ません。
しかし、くるぶしから、ヒザ裏にかけてむくみケアを行った場合に起こることがあります。

どうしてですか?

英国式リフレクソロジーは、心地よい力加減で刺激を行います。
足裏は皮フが他の場所に比べ、分厚いからもみ返しが起こりにくいです。
一方、くるぶしから、ヒザ裏からは皮フが足裏に比べて薄く刺激を受けやすいです。

皮フの薄い部分は痛みが出やすくなってしまうんですね!

リフレクソロジストになる前の私は、知識がありませんでした。
知らなかったため、足のむくみや疲れをグーの手でゴリゴリとしてしまいました。
その結果、足はヒドイ筋肉痛と、打ちみのような痛みが出てしまいました。
さらに、青タンが点々とできてしまいましたが、好転反応だと思っていたのです。
今考えると、無知過ぎて恥ずかしくなるのと、同時に自分の足で、良かったと思います。

セルフケアでも痛みが出ることがあるんですね…
リフレクソロジーでは、くるぶしからヒザ裏に、もみ返しが最も起こりやすい場所です。美容の先生
ホントは全く違う?「好転反応」VS「もみ返し」


痛みが出た場合、症状でもみ返しか好転反応かを確認しましょう。
好転反応はカラダが良い方向に向かっている証拠です。
一方、もみ返しは、リフレクソロジーなどで強い刺激を筋肉が受けてしまったことによる炎症です。
好転反応ともみ返しの特徴や見分け方

もみ返しか好転反応かは以下の表を参考にしてみてください。
もみ返し | 好転反応 | |
原因 | 強すぎる刺激 | カラダがよくなろうとしている |
筋肉の繊維やまくが傷つく | ||
施術したか所が痛い(筋肉痛と青あざ) | 全身のダルさ | |
症状 | 施術前より、 こりがヒドくなる | カラダのほてり |
頭痛など カラダの不調 | 眠い、眠気など | |
対処法 | アイシング(冷却) | 温める |
やさしく刺激※ | 水分補給 |
※やさしく刺激・・・手のひらを患部にやさしく当て、手の温もりを伝えるくらいの刺激

たとえば、化粧品を購入して試した場合のことです。
肌に合わないと思っても、知識がないと「好転反応」だと気づかないことがあります。
その後の良い結果を待てず、元の化粧品に戻ることもあります。

好転反応は今後良くなる前兆なんですね!

同様に、肌に合わないと思って店員さんに「肌に合わなかった」と伝えたところ、「好転反応」だと言われてしまうことがあります。
しかし私の友人は本当に肌に合わず、肌荒れを起こしてしまうことがありました。
化粧品と同じように、マッサージやリフレクソロジーの知識や経験がない場合、もみ返しを起こしてしまう可能性があるのです。

同じような症状が現れても本当はよくない場合もあるということですね。

症状で、もみ返しか好転反応かを確認しましょう。
「好転反応」の場合、施術が合っていた証拠です。
水分補給をしっかり行い、温かくし、ゆっくり休むようにしましょう。
「もみ返し」の場合、もみ返しは、強い刺激により筋肉のまくや繊維(せんい)が傷つき炎症が起こります。
アイシングでやさしく刺激しましょう。

しっかり症状を見極めることが大事ですね!

5日以上など長期に痛みが続く場合は、医療機関に相談おススメします。
似ているけれど全く違う「筋肉痛」VS「もみ返し」


筋肉の繊維「筋繊維」は弾力があり曲げ伸ばしなどをスムーズに行ってくれるものです。
「筋肉痛」も「もみ返し」も筋繊維の痛みです。

同じ筋繊維の痛みでも原因が違うんですか?

「筋肉痛」は、筋トレなどで筋肉が、より大きく強くなろうとする痛みです。
筋繊維が傷つき、修復しようとする痛みです。
しかし、筋トレを行っても、筋肉痛にならない場合があります。
なぜなら、トレーニングをし続けているからです。
「筋肉痛」の後、同じ筋肉が1ヶ月から1ヶ月半ほどは、修復しているため痛みが出ないことが多いです。

運動後の痛みが「筋肉痛」ですね。

もみ返しは、強い刺激(筋肉を押すなど)によって起こります。
筋繊維が、傷つき炎症が起こります。
もみ返しで痛みが回復しても、筋繊維が回復しません。
筋繊維が硬くなってしまいます。

マッサージやリフレクソロジー後の痛みは「もみ返し」ですね!

「筋肉痛」も「もみ返し」も対処方法にはアイシングが有効です。
アイシング(冷却)の方法
・アイスバックやビニール袋に氷を入れる
・ビニール袋の場合は、空気を抜いておく
・患部に、タオルなどを置いてアイスパックやビニール袋を乗せる
・5~10分ほど冷やす
・長時間のやりすぎは、凍傷の原因になるため注意する

「筋肉痛」と「もみ返し」は対処法がアイシングという部分は同じですが、筋肉に与える影響は全く違います。
「筋肉痛」は筋肉が大きく強くなるために起こり、カラダにとってよいことです。
「もみ返し」は、筋肉を押すなどの強い力の刺激で起こり、ケガと同じです。
まとめ
リフレクソロジーのもみ返しを甘くみてはいけない!!
リフレクソロジーでは、くるぶしからヒザ裏に、もみ返しが起こりやすいです。
ホントは全く違う?「好転反応」VS「もみ返し」
症状で、もみ返しか好転反応かを確認しましょう。
「好転反応」の場合、施術が合っていた証拠です。
水分補給をしっかり行い、温かくし、ゆっくり休むようにしましょう。
「もみ返し」の場合、アイシングで、やさしく刺激しましょう。
5日以上など長期に痛みが続く場合は、医療機関に相談おススメします。
似ているけれど全く違う「筋肉痛」VS「もみ返し」
「筋肉痛」は筋肉が大きく強くなるために起こり、カラダにとってよいことです。
「もみ返し」は、筋肉を押すなどの強い力の刺激で起こり、ケガと同じです。
もみ返しか、好転反応かを理解することで、痛みやダルさを早く緩和することができます。
リフレクソロジーは、もみ返しになりにくいが、くるぶしからヒザ裏までがなりやすい場所です。
もみ返しは、痛みが治れば終わりにしがちです。
しかし、筋肉は硬くなってしまいますので注意が必要です。
硬くなった結果、動きが鈍くなりケガにつながることも、あります。